登山記録
登山日 | 2015年3月14日(土) |
天気 | 曇りのち雪 |
駐車場 | ケーブルカー滝本駅駐車場 |
コース |
登山: ケーブルカー御岳山駅(11:10)⇒綾広の滝(11:45)⇒大岳山(12:35) / 85分 |
下山: 大岳山(12:45)⇒奥の院(13:40)⇒御岳山(14:10) / 85分 |
next | 縦走で御岳山へ! |
写真 ケーブルカー御岳山駅⇒綾広の滝⇒大岳山
ケーブルカー御岳山駅
ケーブルカーを利用。歩いて登れば、1時間弱かかるそうだ。天気も下り坂なので、時間短縮のためにケーブルカーを使うこととした。車は、麓の滝本駅の駐車場に止めてきた。
急登
まずは御岳山に向けて歩く。いわゆる登山者ではない観光客も歩く道だが、意外と急な坂がある。分岐はたくさんあるが、道標の御岳山の方向へ足を進めていけば問題ない。途中商店街を抜けていく。
随身門
商店街を抜けてすぐ左側。上の随身門というのだそうだが、ようやく参堂らしい雰囲気になってきた。
大岳山への分岐
石段を少し上って随身門をくぐったところ。まっすぐ上るとすぐ御岳山だが、へそ曲がりな山野はあえて御岳山を避け、左の大岳山へと進む。
凍結&クマ?
途中分岐はいくつかある。七代の滝、ロックガーデンなど、見ておきたいところもあるが、時間がかかるようなので、直接綾広の滝方面に向かう、一番早いコースをたどる。実は、アイゼンを持ってくるのを忘れた。(というか持っていない)クマとは物騒な。。。とりあえず、クマ鈴は音が鳴る状態にしておいた。
奥ノ院への分岐・天狗の腰掛け杉
大岳山からの帰りは奥ノ院を経由してここに下りて来る。そのそばにある立派な木が天狗の腰掛け杉。
綾広の滝付近の分岐
平坦な道を坦々と歩き、綾広の滝付近の分岐までやってきた。この先はようやく登山道らしい登りとなる。砂利っぽい道だが、よく整備されている道で危険はない。
分岐点
しばらくはゆるやかな登りだが、少し急になってしばらく登るとこの分岐点にくる。左は上高岩山への道。大岳山へは右へ曲がる。大岳山から下りて来た方がいたので、話を伺ったところ、道が凍っているところはあるが、アイゼンはなくても大丈夫とのことで安心。。
芥場峠
ここは芥場峠というところらしい。また分岐になっているが、大岳山へはまっすぐ(写真左側へ)進む。帰りは、右に入る鍋割山・奥ノ院経由を選んだ。
滑落注意!?
5分ほど歩くとこの看板。凍結・クマの次は、岩場滑落注意!!そんな危険な山とは認識していなかったが・・・
岩場?
実際岩場が現れるのは、看板から10分ほど歩いた辺りから。この先も岩場はいくつか出てくるが、ほとんどは滑落注意というほどの物ではない。また、多くの箇所で鎖・ロープも設置されているが、足場もしっかりして階段状になっており、ほとんどの所で使う必要はなかった。というか手も使わなかった。
大岳山荘
岩場はあるものの、大した急登でもない道を進むと、大岳山荘の赤い屋根が見えてくる。
大岳神社
大岳山荘のすぐ先には鳥居があり、鳥居をくぐって階段を上ったところにあるのが大岳神社。
凍結
大岳神社まで来れば、大岳山頂上まで距離的にはわずかだ。だが、ここからが本当の山登りが始まる。斜度はきつくなり、ついに凍結ポイントが出現!幸い、整備された道の箇所なので、危険ではなかったが、滑らないように足元に注意しながら慎重に登る。
#実際に滑って転倒した方がいらっしゃいました。(写真の方ではありません。)
最後&最難関の岩場
もうそろそろ頂上か!?というときに現れたのがこの岩場。今までは鎖は不要で手を使う必要もなかったが、この岩場だけは少し急で三点支持で少し慎重に登る。
頂上到着
そして頂上到着!!大岳神社からは10分ほどではあったが、最後は結構登り応えがあった。せっかく登頂したものの、あいにくの天気で展望はほとんどない。天気が良ければ、ここから富士山もきれいに見えるのだという。
雪も舞い始めたため、10分ほどで下山を開始し、御岳山に向かう。
感想
この旅初めての1,000m峰。途中から天候が悪化し、雪が降ってきました。天気が良ければ、素晴らしい富士山の眺望が楽しめるとのことですが、この日は何も見えませんでした。残念。。。ちょっとした岩場もあり、楽しめた登山でした。天気のよい日にまた登りたいと思っています。
このまま縦走で御岳山へ。鍋割山、奥ノ院を経て御岳山に至る縦走コースは、アップダウンが多く、ガレ場も多いため、時間がかかりました。
参考情報
山頂が近くなるにつれて岩場が多くなり、途中『滑落注意』の看板もありますが、足場がはっきりとした所がほとんどで、初心者の方でも安心して登ることができます。ただし、山頂近くに1箇所だけ手を使わないといけない箇所がありますので、そこは注意して登ってください。
2月中は道が凍結していたそうで、アイゼン着用を促す掲示がありましたが、この日は、アイゼンをつける必要はありませんでした。ただし、1箇所だけ凍っている箇所があり、転倒している方もいましたので、この時期の登山は要注意。