ぷらっとトラバース 第23座

鳴神山

( なるかみやま) 980m 関東百名山
群馬県桐生市
世界でここだけにしか咲かないカッコソウ
体力 :
難易度:
満足度:
(写真: 鳴神山山頂(桐生岳))

登山記録

登山日 2015年4月4日(土)
天気 曇り時々雨
駐車場 駒形登山口路肩
コース 登山: 駒形登山口(6:10)⇒雷神岳神社(7:10)⇒鳴神山(7;20) / 70分
下山: 鳴神山(7:25)⇒駒形登山口(8:05) / 40分
next 根本山を予定していたのですが、悪天候のため、標高の低い足利行動山へ。

写真 駒形登山口⇒雷神岳神社⇒鳴神山 (ピストン)

駒形登山口

群馬県道338号線を北上し、終点の駒形というところが鳴神山の登山口。すぐ脇の路肩には5台ほどのスペースがあるが、ここがいっぱいになれば、もう少し手前のほうの路肩を使ってもよいとのこと。ただし、絶対に通行の邪魔にならないように気をつけよう。登山口はこの先の(車の)通行止めのフェンスの脇を入る。

沢沿いの登山道

しばらくは平坦な砂利道を進むが、すぐに登山道となる。登山道は沢沿いの道だ。展望は利かず標高差500メートルのつらい登りが続く。

雷神岳神社

1時間ほど登ると稜線上の縦走路と合流する。この合流点にあるのが雷神岳神社。鳥居をくぐって登れば、山頂も近い。

分岐点

階段の急な道を登ればこの分岐点に出る。鳴神山は桐生岳と仁田山岳の双耳峰。右へ曲がれば桐生岳、左が仁田山岳。まずは、右の桐生岳を目指す。

岩場

桐生岳への登りは、距離は短いが岩場がある。ここを慎重に登れば、、

鳴神山

鳴神山山頂980メートルに到着。この日はあいにくのお天気で残念ながら山らしい山は見えない。天気が良ければ、大パノラマを楽しむことができそうだ。晴れた日にはスカイツリーまで見られるらしいのだが、そんな日は年に何日あるんだろう。。

仁田山岳

双耳峰のもう一方の仁田山岳へ。古びた祠があるが、眺望はぱっとしない。足早に下山を開始。

カッコソウ

まもなく下山完了という時に、現地でカッコソウの保護活動をされている方に出会い、写真のパンフレットを頂きました。カッコソウは春にピンクのかわいい花を咲かせるサクラソウ科の植物。世界でここにしか咲かない花だそうだが、盗掘により数が減っており、現在は絶滅危惧種なのだそうだ。カッコソウに限らず、山野植物は絶対に取ってはいけない。

感想

晴れの予想もあったのですが、見事に裏切られました。天気が良ければスカイツリーまで見渡せる展望があるそうで、非常に残念です。

ほぼ下山し終えるころに、地元で鳴神山の広報活動(?)をしている方に出会いました。その方に教えていただいたのが、世界でここにだけしか咲かないカッコソウです。ちょっと時期はずれていましたが、いつか、よい時期に登ってみたいと思っています。

参考情報

駒形は林道の終点までいったところにあります。車止めがあり、鳴神・吾妻ハイキングコースの看板があるところです。駐車場の看板はありませんが、その左脇の路肩に駐車しても問題ないとのことです(上記、地元の方談)。ここは、5台ほどしか止められませんが、もう少ししたの路肩にも、迷惑にならないように駐車してもよいとのことです。