登山記録
登山日 | 2015年8月15日(土) |
天気 | 曇り |
駐車場 | 二度上峠駐車場 |
コース |
登山: 二度上峠(12:10)⇒氷妻山(12:40)⇒鼻曲山(13:30) / 80分 |
下山: 鼻曲山(13:35)⇒氷妻山(14:20)⇒二度上峠(14:50) / 75分 |
next | 長雨の影響で3週間後子持山。 |
写真 二度上峠から鼻曲山を往復
二度上峠(標高: 1,385m)
高崎市と北軽井沢とを結ぶ林道の途中にあるのが二度上峠。西側には浅間山が見える。
右の階段は駒髪山への登山道。鼻曲山へは(写真に写っていないが)左側(南)に入る。
登山道入口
二度上峠の南側に入ったすぐ裏に登山道の道標がある。入口からして、木々に覆われた鬱蒼とした登山道だ。しかも天気は下り坂で、どうも気が進まない。。
登山道
登山口から少し進んだところ。ササと何だか分からない背の高い枯れ草に囲まれた登山道。道は見えてはいるが、ポールがうまく使えずペースも上がらない。展望も無くモチベーションも上がらない。。
獅子岩
ちょっとした岩場を越えると、獅子岩の道標。ただし、木々に覆われていて、肝心の岩はよく見えない。。
氷妻山(標高: 1,467m)
その後もクマザサに覆われた道を進む。ゆるいアップダウンを何度か繰り返すと、少し開けた場所に着く。道標に、うっすらと氷妻山と書かれてある。「ひづまやま」と読むのね。。
『あなたは山と恋人を愛す人?・・・』という謎の看板がある。ネットで検索すると、いくつかの山にこの看板があるようだが、、、何を目的とした看板なんだろう・・・
ヤブ深し
氷妻山からはいったん下る。ササのヤブはますます深くなり、道も不明瞭に。ピンクのマーキングが唯一の頼り。
天候悪し
道は相変わらずのヤブ。 森の中眺望は無し。雨もパラパラと降って来た気がした。はっきり言って、何も面白くない。。もう撤退しようか・・・
と、その時・・・
レンゲショウマ!
ついに発見!森の妖精『レンゲショウマ』!
森の妖精と呼ばれるだけあって、可憐かつ神秘的な花だ!もほや、楽しみはこの花だけになりつつあったので、本当にうれしかった。。何とか、山頂までモチベーションを保つことができた。
レンゲショウマの群生
いくつかの県では絶滅危惧種にも指定されているレンゲショウマだが、ここ鼻曲山にはまだたくさん残っている。百株以上はあったと思う。
国境平からのコースと合流
レンゲショウマを見送り、しばらく急登を登ると、国境平方面からのコースと合流(写真左側)。写真右側が、山野が登ってきた二度上峠からのコース。コース入口がササの中。登って来た人でなければ、これが本当にコースだと思わないよな。。
合流点&三角点
少し進むと、南東からの乙女コースとの合流点の看板。さらには、少し開けたスペースと三角点。。ここはもしや・・
鼻曲山山頂(標高: 1,655m)!?
広場の脇には、道標があり、ここからのコースの名前は少し読めるが、、、ここがどこなのかは分かりませ~~ん!!!
三角点があることから判断して、ここが鼻曲山(小天狗)の山頂としま~す!!! (もうヤケクソ)その先に大天狗へ続く道もあったが、モチベーション上がらず、来た道を戻る。
山頂付近には、レンゲショウマ以外にも綺麗な花が咲いていたので、最後にそれらの写真を掲載。
感想
延々とヤブを掻き分けながら進むこととなりました。天気も下り坂で、雨もパラパラしだした頃に、レンゲショウマを発見することができました。あの花が無ければ、撤退していたかもです。。
関東百名山を巡る旅は、2月14日の天園から始まり、ほぼ半年で記念すべき50座目!あと半年で残り50座を登ることができるか??
参考情報
二度上峠の付近には、何箇所が駐車スペースがあります。峠の西側のスペースが空いているようです。(他は浅間隠山向けの駐車場で少し混雑します。)
鼻曲山への登山道の半分以上はクマザサで覆われた道です。一部、道がほとんど見えず、ほぼヤブ漕ぎ状態の所がありますので、道を見失わないように要注意です。それ以外の注意箇所は、獅子岩の前後に少し岩場がある程度です。
他に、東の霧積温泉方面からのコースや、西の白糸の滝方面からのコースなどがあります。