ぷらっとトラバース 第64座

湯ノ丸山

( ゆのまるやま) 2,101m 関東百名山
群馬県嬬恋村、長野県東御市・上田市
広い山頂から楽しむ正真正銘の360度大パノラマ
体力 :
難易度:
満足度:
(写真: 湯ノ丸山山頂にて)

登山記録

登山日 2015年10月04日(日)
天気 晴れのち曇り
駐車場 湯の丸スキー場駐車場
コース 登山: 地蔵峠(14:00)⇒鐘分岐(14:25)⇒湯ノ丸山(14:55) / 55分(CT 1時間20分)
下山: 湯ノ丸山(15:15)⇒鐘分岐(15:35)⇒地蔵峠(16:00) / 45分 (CT 1時間00分)
next 翌日妙義山

写真 地蔵峠より湯ノ丸山を往復

地蔵峠・湯ノ丸山登山口 (標高: 1,730m)

黒斑山を下山し、ダートの道を走って、地蔵峠へ。この日3座目の湯ノ丸山へ。湯の丸山スキー場の駐車場に駐車して湯ノ丸山山頂を目指す。夏はリフトは運休、牛が放牧されている中をまっすぐ歩いて登る。

放牧

金網はあるものの、牛は完全に放牧されている。何とものどかな風景だ。まだ時間もあるし、あまりガツガツせずに登ろう。

急登

このゲレンデは、平均斜度18度、最大斜度28度の上級コースとのことで、実際、登山道としても結構急な登りである。小さな子供達が遊んだりしているのは楽しくていいね。牛のフンが落ちていたりするのはご愛嬌。。(それほど臭くない。)

湯の丸高原

ゲレンデを登りきると平らな道となる。このあたりはレンゲツツジの群落なのだそうで、6月には一面に咲き乱れるそうだ。正面の丸い丘のような所が湯ノ丸山山頂

鐘分岐 (標高: 1,860m)

まもなく四方向に道が分岐する鐘分岐という場所に到着する。正面のゲートのようなのを通過すると、本格的な登りが始まる。

ガレの急登

湯ノ丸山は遠めに見るとなだらかな山のように見えたが、登山道はガレ場が続き、意外と急登である。

紅葉

中腹あたりで振り返ってみた。このあたりは紅葉が綺麗。正面はスキー場のコース(山野が登って来たのと反対側の斜面)。左奥は篭ノ登山という山だが、結構立派な山容だ。

山頂近し

やがて樹林帯を抜け周囲が開けてくると、斜面も少し緩やかになり、山頂まであとひと息。こういう景色を見ると、俄然力が湧いてくるね!

湯ノ丸山山頂 (標高: 2,101m)

そして湯ノ丸山山頂、標高2,101メートルに到着!山頂はガレの広~い山頂。こんな広い山頂も珍しい。また、周りには木も無く、近くにこれ以上高い山もないため、正真正銘の360度の大パノラマが楽しめる!天気が良ければ北アルプスもきれいに見えるのだそうだ。ちなみに、この山頂の標識の左のピークのはるか奥にうっすらと槍ヶ岳が写っている。

浅間山

篭ノ登山や外輪山に隠れてはいるが、ここからも浅間山を望むことができる。相変わらず悠然と噴煙を上げている姿には貫禄すら感じる。
その他、ここからは四阿山の姿が印象的(パノラマ写真左奥)。

湯ノ丸山山頂からのパノラマをお楽しみください。
湯ノ丸山山頂からのパノラマをお楽しみください。

感想

多少急で危険な箇所はあるものの、登山口ののどかな放牧や、山頂まで比較的短時間で登れることから、家族連れで登っても楽しい山だと思います。

天気が良ければ、山頂からの360度の大パノラマは、きっと満足できると思います。また、6月中旬ころからレンゲツツジが咲き乱れ、つつじ祭りも開催されるそうなので、その時期に登るのも良いと思われます。

参考情報

登山口には湯ノ丸山スキー場の広い駐車場があります。トイレもあります。

山頂への登りはガレのやや急な登りですが、慎重に登れば問題ないでしょう。