ぷらっとトラバース 第67座

鹿岳

( かなたけ) 1,015m 関東百名山
群馬県南牧村
西上州の特徴的な岩峰へ
体力 :
難易度:
満足度:
(写真: 一ノ岳付近から見た二ノ岳)

登山記録

登山日 2016年4月23日(日)
天気 晴れ
駐車場 鹿岳無料駐車場
コース 登山: 鹿岳登山口(13:15)⇒鹿岳のコル(14:15)⇒一ノ岳(14:25)⇒鹿岳のコル(14:35)⇒二ノ岳(14:50) / 1時間35分(CT 1時間55分)
下山: 二ノ岳(15:00)⇒鹿岳のコル(15:10)⇒鹿岳登山口(15:50) / 50分 (CT 1時間10分)
next 2週間後立岩

写真 鹿岳登山口から一ノ岳・二ノ岳を踏破

ニセ鹿岳登山口

鹿岳登山口へは、下仁田から南牧村方面へと向かい、小沢橋を右手に渡って細い道を登っていく。
途中、右矢印で四ツ又山鹿岳登山口という看板があるが、ここは四ツ又山を経由して鹿岳に登るコース。直接鹿岳へ登る道はさらに先に進む。

鹿岳無料駐車場

まもなく、鹿岳無料駐車場という看板のある駐車場に着きます。鹿岳への最短コースを登る方は、ここに車を止めてください。

鹿岳登山口 (標高: 445m)

駐車場から少し先の斜め向かい側に、鹿岳登山口という標識が見えてきます。
登山道は先に見える2件の建物の間を通っていきます。

急登

登山口お入ると、まっすぐの急登となります。道ははっきりしていて不安はありませんが、本日2座目でこの登りは少々つらかった。。。

トラバース気味

やがて、やや右側にトラバース気味に斜面をゆるやかに登り、、

沢沿いの登り

すぐに沢沿いを登るようになります。ずっと森に覆われた道で展望はほとんどありません。
少し登ると左側に稜線のような場所が見えてきますが、そこには行かず、まっすぐ上に登ります。

鹿岳のコル (標高: 930m)

次第に沢もなくなり、最後にロープのついた斜面を登ると、この鹿岳のコルに出ます。一ノ岳と二ノ岳に登る道の隙間にある、とにかく狭いコルです。荷物を降ろして落ち着くような場所ではありません。
まずは、右側の木の階段を上り一ノ岳へと向かいます。

岩場の急登

階段は数段で終わりますが、その先にこのロープの付いた岩場に出ます。ただし、手がかり足がかりは豊富なので、ここは簡単に登れると思います。

一ノ岳(標高: 985m)

まもなく、鹿岳一ノ岳、標高985メートルに到着!朝の荒船山はガスで何も見えませんでしたが、もうだいぶ晴れ間が広がっていました。少しだけ休憩して、ここよりも高くて展望の良い二ノ岳へと向かいます。

一ノ岳から二ノ岳を望む

一ノ岳から鹿岳のコルへと戻る途中、二ノ岳が正面に見えます。西上州らしい奇岩で、途中の岩場や、山頂からの展望に期待が高まります!

ハシゴ

鹿岳のコルを越えて、二ノ岳方面に向かいます。ヤブの間の道を過ぎると、ハシゴが現れます。古そうな木のはしごですが、意外と丈夫で、しっかりと固定されているため、全く不安感はありません。

鎖場

続いて鎖場が現れます。手足がかかりにくくて少し登りにくい。滑りやすそうなので、鎖を頼りに慎重に登ること。

鹿岳二ノ岳 (標高: 1,015m)

そして、さらに少し岩場を登ると、鹿岳の最高峰二ノ岳山頂、標高1,015メートルに到着です!見た目ほどの険しい岩場ではなく安心しました。山頂は狭いですが、なかなかの展望。

妙義山

特に、目の前の妙義山の奇岩が印象的な場所です。その他、朝登った荒船山のトモ岩や、少し霞んではいましたが浅間山もドーンと見えます。

鹿岳山頂からのパノラマをお楽しみください
鹿岳山頂からのパノラマをお楽しみください

感想

見た目は険しそうな岩山ですが、見た目よりは意外と簡単に登れました。眺望も良いので、岩場のスリルも少し味わいながらのハイキングという感じで楽しむのが良いかと思います。

参考情報

鹿岳駐車場20台ほど止められる無料の駐車場ですが、トイレはありません

今回歩いたコース以外に、四ツ又山と縦走で歩くコースも人気があるようです。その北側の木々岩峠のコースは、道が不明瞭で難度が高いコースのようです。(山と高原地図では破線)安易に通らない方がよいでしょう。