登山記録
登山日 | 2016年5月14日(土) |
天気 | 晴れ |
駐車場 | 立岩登山口駐車場 |
コース |
登山: 立岩登山口(5:40)⇒直登コース分岐(5:45)⇒立岩のコル(6:30)⇒西立岩(6:45) / 1時間5分(CT 1時間35分) |
下山: 西立岩(6:55)⇒立岩のコル(7:05)⇒直登コース分岐(7:30)⇒立岩登山口(7:35) / 40分 (CT 1時間5分) |
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写真 立岩登山口から西立岩山頂へ
立岩登山口(標高: 750m)
西上州の「ドロミテ」(ヨーロッパアルプスの岩峰)とも呼ばれる立岩。その登山口、立岩登山口は、群馬県の県道201号線を進んでいった突き当たりにあります。線ヶ滝の少し先にあり、10台ほどが駐車できる駐車場となっています。
橋
登山口を入るとすぐに、こういう木の橋を2つ渡ります。こういうのがあると、一気に登山の気分が高まりますね~!
分岐1
すぐに分岐があります。ここは右側の威怒牟近不動方面へ。
それにしても、熊出没注意に、スズメバチ注意と、敵の多い山ですね~^^;)熊鈴を鳴らして、虫除けスプレーも塗ったので、対策は万全のはず!?
直登コース分岐
少し進むと、すぐに次の分岐があります。男なら(?)迷わず右側の直登コースへ!中級者向とのことで、まぁ問題ないだろうと思っていましたが・・・
階段
登山道は徐々に急な登りです。しばらくすると、こういう階段も出てきます。が、まだこの辺りは序の口。
急登
途中、鎖のある少し崩れかかった道もありますが、別に危険というほどではなし。
しかし、さらに斜面はきつくなっていきます。この写真の場所は、ロープ無しでも登ることはできますが、少し滑りやすく注意が必要。
ガレ場の急登
さらに、鎖のあるガレた斜面。周りに大きな岩も見えてきますが、ここはかなりの危険ポイント。
ガレというよりも、大きな石が転がっている感じで、ここを歩くと確実に少しは石を転がしてしまいます。。とはいえ、大きな落石は起きないよう、ゆっくりと慎重に足を運びましょう。
立岩登り口?
ガレ場の急登を登りきると、今更のように「立岩登り口」の看板が・・・
矢印のある右の方を見ると・・・
カニの横ばい(?)
幅の狭い岩場が・・・私の体では、まっすぐ歩くのは窮屈すぎ。鎖にを頼りに、横向きになって登りました。まさに「カニの横ばい」!?
鎖もありますし、さほど危険という訳ではありませんが、かなりのスリルが味わえます。
立岩のコル(標高: 1,150m)
岩場を登りきるとベンチのある場所へ。立岩のコルという場所のようだ。疲れた人はここで休憩するのもよし。山野はここまで快調。休憩無しで先を急ぐ!
最後の鎖場
ちょっとした岩場などを通過して、これが最後の鎖場。先のカニの横ばいに比べると、こんなのはチョロいもの。
西立岩山頂(標高; 1,266m?)
まもなく、立岩の最高地点、西立岩山頂、標高1,266メートルに到着!それほど広くはない山頂からは、北西方面の展望が開けます。見えるのは荒船山の艫岩の裏側あたり。西上州らしい岩のゴツゴツしたピークが印象的です。
なお、国土地理院の地図等では、1,265メートルとなっていますが、この標識を信じて、1,266メートルとさせていただきます。
で、立岩って?
登ってきた道を下りて無事下山完了!。
しかし、後で気づくと、立岩自体の形は登山道からでは近すぎてよく分からなかった。当然ながら、写真にも収まっていない。。登山口に向かう車内からは見えていたので、写真を撮っておけば・・・と後から後悔。
ここは、書籍「関東百名山の」に掲載されている写真を使用させていただきます。実は、こんな立派な岩山なのです!
感想
書籍「関東百名山」ではグレード2(最大グレート3)。標識にも中級コースと書いてありましたが、予想していたよりは難度の高いコースでした。先日の鹿岩よりは確実に危険度です。危ない箇所には、ロープ・鎖設置されていますが、岩場の経験の無い人がいきなりこのコースを登るのはかなり危険だと思います。
参考情報
立岩登山口の駐車場10台ほど止められる無料の駐車場です。私は気づきませんでしたが、トイレは線ヶ滝の入口にあるのだそうです。
途中で分岐した、威怒牟近不動を経由するコースもあります。そちらのコースは途中に滝もある楽しいコースのようです。