登山記録
登山日 | 2016年5月14日(土) |
天気 | 晴れ |
駐車場 | 浜平登山口駐車場 |
コース |
登山: 浜平登山口(9:00)⇒(10:25)湯ノ沢の頭(10:35)⇒避難小屋跡(11:00)⇒(11:35)三笠山(11:45)⇒諏訪山(12:15) / 3時間15分(CT 3時間20分) |
下山: 諏訪山(12:25)⇒三笠山(12:50)⇒湯ノ沢の頭(13:50)⇒浜平登山口(14:45) / 2時間20分 (CT 2時間20分) |
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写真 浜平登山口から諏訪山山頂へ
浜平登山口駐車場(標高: 680m)
登山口のある浜平へは、国道299号線から県道124号線に入り、さらに御巣鷹山方面への道へと入る。しばらくすると「諏訪山(浜平登山口)」と書かれた標識があり、その脇が駐車場になっている。トンネルを抜けたらすぐに駐車場なので、要注意。30台ぐらいは駐車できそうな広い駐車場で、登山口を少し入った所に簡易トイレもあります。
登山道入口
登山口を入って赤い鳥居をくぐると、すぐに「登山道入口」の標識があります。「頂上まで5,467m」とのこと。。。メートル単位の案内も珍しいですが、その割には、この先、あと何メートルの標識は多くはありません。。
沢沿いの道
登山道を入ると、まもなく、沢沿いの道を歩くようになります。そして、この先、何度も(10回ぐらいはあったはず)沢を横切ります。
この写真のように木の橋で渡る所や、岩に乗って渡る所もあります。分かりにくいところには、ピンクのマーカーもありますので、注意してください。
だあれ?
しばらく進むと、木の橋の下に、ゴソゴソ動く動物を発見!
木の間からこっちを覗いています。10秒ほどにらめっことなり、とっさにスマホを出して写真を撮りました。
この後逃げていくところを見ましたけど、体長は50cmほどで、おそらくタヌキだったと思いまが、ビックリでした。。
渓流
しばらくは、沢沿いの道を登ります。斜度はきつくありません。途中、こういう小さな滝もあり、涼しい気分で登ることができます。
急登
が、やがて、沢が涸れるあたりから、ジグザグの急登となります。
この日2つ目の山とあってか、完全に疲れてしまい、久しぶりに足が止まってしまった。。
標識
急登を登りきるとこの標識のある、稜線のような場所に出ます。久しぶりに、「諏訪山まで3,033m」の標識もあり。一瞬、湯ノ沢の頭についた!と思ったのですが、よく標識を見ると、ここは分岐点ではないことに気づきました。諏訪山へは左側へ曲がります。
湯ノ沢の頭(標高: 1,240m)
先の標識から少し進むと、今度こそ湯ノ沢の頭に到着。少し開け場所で、しばし休憩。
「諏訪山まで2,828m」まだ半分も来てないぞ。。。少し急ごう。
避難小屋跡
湯ノ沢の頭から先は、しばらくはなだらかな道が続きます。軽快にあるいて、少し登るとこの避難小屋跡に出ます。屋根も破れていて、小屋としては使えませんが、本当に雨風が激しい時には、多少は風雨を和らげてくれるかも。。。ただし、倒壊の恐れもありなので、自己責任で。。。
ロープ現る
避難小屋跡の先は、登山道は次第に斜度を増し、やがてロープも現れます。この写真の場所は木の根の登りで、こんな所はロープなんてなくても問題なく登れるんですけどね。。。
2段ハシゴ
ロープがある箇所を何箇所か過ぎると、次はハシゴが現れます。手前に1段、すぐ奥にもう1段。2段目は木の切り株にハシゴが固定されていて、見てるだけでなかなかスリリングです。
三笠山(標高: 1,490m)
何度かハシゴ、ロープを通過すると、三笠山の山頂に出ます。ようやくゆっくりと腰を下ろせる場所です。
また、ここまでずっと展望の利かない道を辿ってきましたが、ここでようやく展望が大きく開けます。
岩場
三笠山で少し休憩。展望も楽しんで、さぁ諏訪山を目指そう!
と思ったら、いきなり現れるのがこの岩場。ここを降ります。(写真は、降りた後に振り返って撮影したものです。)
岩の割れ目の部分以外にはなかなか、足が掛かる場所はありません。でも、ロープにしがみつくのではなく、少しの窪みを見つけて足を掛けて、慎重に降りてください。
諏訪山山頂(標高: 1,550m)
三笠山直下の岩場を過ぎると、その先はさほど険しい場所も無く、最後に少し登ると、諏訪山山頂、標高1,550メートルに到着です!目だったピークでもなく、樹林に囲まれて展望もなく、、、山頂自体は地味~な山でした。三笠山と諏訪山とを合わせて諏訪山と考えるのがよいかもしれません。
アカヤシオがきれいな山なのだそうですが、少し遅かったようで、この日はもう全く見つかりませんでした。その代わりに、ミツバツツジ・シャクナゲはたくさん咲いていました。
感想
展望の良い山と聞いていたのですが、期待していたほどではなかったというのが正直な所です。
アカヤシオを期待していたのですが少し遅かったようです。でも、ミツバツツジはたくさん咲いていて、疲れた体を癒してくれました。でも、もし登るなら、アカヤシオの咲く5月上旬が絶対にお薦めです。
参考情報
浜平の登山口の駐車場は30台ほど止められる無料の駐車場。近くに、簡易トイレもあります。
今回歩いたコース以外に、北側から登る楢原コースというルートもあります。浜平からのコースよりも標高差は小さいですが、時間的には大差ありません。