ぷらっとトラバース 第71座

稲含山

( いなふくみやま) 1,370m 関東百名山
群馬県下仁田町
360度のパノラマが広がる信仰の山
体力 :
難易度:
満足度:
(写真: 稲含山山頂)

登山記録

登山日 2016年5月15日(日)
天気 晴れ
駐車場 稲含山登山口駐車場
コース 登山: 稲含山登山口(11:50)⇒一の鳥居(12:00)⇒稲含山(12:30) / 40分(CT 1時間)
下山: 稲含山(12:40)⇒一の鳥居(12:55)⇒稲含山登山口(13:05) / 25分 (CT 45分)
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山の紹介

西上州一とも言われる360度の大パノラマが楽しめる山です。

麓には稲含大明神、山頂付近に稲含神社、秋畑稲含神社、とたくさんの神社があり、農耕の神の山として昔から信仰されてきた山だそうです。毎年5月3日には稲含山神社例大祭が開催されます。

今回は、神の池公園付近の登山口から稲含山頂まで、標高差約400メートル、コースタイム1時間の道を登りました。

写真 神の池公園より稲含山山頂へ

登山口(標高: 1,000m)

神の池公園付近の登山口より入山しました。このあたりは林道が大きな路肩のように膨らんでいて、車10台ほどは駐車できそうなスペースがあります。
写真正面が登山口で、神の池公園は右側すぐ奥。登山道はすぐ左側へ曲がります。

一の鳥居(標高: 1,070m)

登山道を登ると、すぐにさきほどの林道と交差しますが、その先へ進むと、すぐに一の鳥居があります。稲含山には、このほかに二の鳥居赤鳥居と3つの鳥居があります。
右側に進むと、赤鳥居を経由する最短コースとのことで、そちらへと入ることにしました。

茂垣峠

一の鳥居を右に入るとすぐに大きな鉄塔があります。その先は短いでうがかなりの急登です。登りきると広場のような場所に出ます。ここは茂垣峠と呼ばれる場所。
標識には、”ガイドブック等には「鳥居峠」とありますが誤りです。”と書かれてあります。

赤鳥居

茂垣峠の先、少し階段を登ると赤鳥居があります。安全を祈願して、鳥居をくぐって、さぁその先が本格的な登山です。

階段

赤鳥居の先は、階段の登りとなります。これが、けっこう急でしかもかなり長い。地獄の階段です。

岩&鎖

長~い階段が終わると、鎖つきの岩場があります。この日最初に登った帳付山なら鎖は無さそうな岩場ですが、稲含山には登山初心者の方もたくさん登るかと思いますので、鎖があると気分的には安心できますね。

稲含神社

その先も鎖のある階段などを登ると、山頂直下の稲含神社へと出ます。工事中の感じだったので、そのまま山頂へ。

最後の登り

稲含神社の先は稲含山への最後の登り。すぐに、階段状の岩場。鎖もありますが、階段みたいになっているので、さすがに鎖は不要だと思いますけどね。。

稲含山山頂(標高: 1,370m)

ひと登りで稲含山山頂、標高1,370メートルに到着!山頂はそれほど広くはありませんが、高い樹木はなく、周りの景色が大きく開けます!

360度のパノラマ

稲含山山頂は、噂どおりの360度の大パノラマ。この日は、朝から曇りがちで、残念ながら近くの山しか見えませんでしたが、それでも、やっぱりこういう大きな眺めは気持ちいい!

稲含山山頂から南側のパノラマ。山頂のツツジも綺麗です。
稲含山山頂から南側のパノラマ。山頂のツツジも綺麗です。

感想

天気がいまいちでしたが、かすかに山頂からの大パノラマを楽しむことができました。天気が良ければ北アルプスまで見えることもあるのだそうで、次に登ることがあるとするなら、絶対に天気の良い日を選んで登ります。

登りのコースタイム1時間の割には、急登続きで意外とキツイ山でした。

参考情報

登山口の少し下の稲含大明神にトイレはありました。

林道の少し先には、もう1箇所駐車場付きの登山口もあるようですが、どちらから登っても時間に大差ないと思います。

下山は同じ道を戻りましたが、途中の分岐で、秋畑稲含神社・二の鳥居を経由するコースもあったので、そちらを使うべきだったかなと後から少し後悔しました。。