登山記録
登山日 | 2017年02月26(日) |
天気 | 晴れ |
駐車場 | (公時神社駐車場) |
コース |
登山: 公時神社分岐(8:00)⇒矢倉沢峠(8:10)⇒明神ヶ岳(9:40) / 1時間40分(CT: 2時間40分) |
下山: 明神ヶ岳(9:55)⇒宮城野(10:55) / 1時間(CT: 1時間40分) |
next | 車で移動し箱根山へ |
山の紹介
明神ヶ岳は、箱根外輪山の北東に位置する山で、金時山とは対照的に穏やかな山容の山です。山頂からは、箱根山・富士山をはじめ素晴らしい景色が楽しめます。
写真 金時山から明神ヶ岳へ縦走
公時神社分岐(標高: 1,040m)
朝一に登った
金時山より、外輪山を東に縦走して明神ヶ岳に向かいます。登山時も通ったこの分岐点まで降りて、そのまままっすぐ
明神ヶ岳方面へ。
ちなみに、この標識によると明神ヶ岳まで110分となっていますが、山と高原地図では160分。110分で歩ける人はそれなりの健脚だと思います。(自分は100分。)
矢倉沢峠 うぐいす茶屋 (標高: 870m)
標高にして200メートル弱ほど下ったところが矢倉沢峠。うぐいす茶屋という茶屋があります。朝早い時間だったのでまだ開店前でしたが、ネット情報によるとこの店のおもてなしは素晴らしいとのこと。。
縦走路
明神ヶ岳への縦走の大半は、こういった笹に囲まれた道。それほど眺めが良いわけではないのですが、、、
金時山を振り返る
ふと振り返ると後ろに最初に登った金時山。外輪山の中にぴょんと突き出て際立った山容です。裾野の緑も美しいですが、これはおそらく笹の色。
左に富士山の真っ白な山頂がちょこっと頭を出してます。
鞍部
この縦走路は思った以上にアップダウンがあり時間がかかりますが、ようやく正面に明神ヶ岳と思われる山が見えてきました。ここは一旦下って階段を登り返します。
春の足音
階段の下に目をやると、霜柱の間に何かの芽。春は着実に近づきつつあるようです。
階段はさほど急ではなく、登りきってふと振り返ると、大パノラマが広がります。ちょっと雲がかかった富士山と、その手前に金時山。そして右側には丹沢まで。金時山よりも広がりのある景色が楽しめます。
山頂付近
山頂手前。ようやく縦走らしい広々とした景色となります。
明神ヶ岳山頂 (標高: 1,169m)
そして、明神ヶ岳山頂、標高1,169メートルに到着!地面には霜柱がサクサク。
箱根山
正面は箱根山。中腹の大涌谷付近から噴煙がもくもく。早く火山活動がおさまってほしいものです。
富士山&金時山
振り返ると富士山&金時山。富士山はだいぶ雲に覆われてきましたが、それでもやはり美しい。そして金時山は相変わらず尖ってます。
写真 明神ヶ岳より宮城野へ下山
外輪山を歩く
景色を楽しんだら下山開始。宮城野方面に、外輪山の稜線をゆるやかに下っていきます。
下降点
この指導標で右に曲がります。ここから宮城野までは急降下。
岩場
宮城野までは急な坂を下ります。1か所だけロープのある岩場。まっ、ロープはほとんど不要ですが、慎重に足を運びましょう。
別荘地の脇
急な坂を下りると、こんな感じの道に。右側が別荘地となっていて、その脇の道を下っていきます。ちょっと味気ないかな。。
下山口
別荘地脇の道は思ったより長いです。そして、ここが明神ヶ岳への登山口(下山口)。
宮城野バス停
あとは車道を歩きますが、
標識に進んでいけば
宮城野のバス停までたどりつくことができます。
ここから仙石原までバス。そこから少し歩いて車を止めてあった
公時神社の駐車場に戻りました。
感想
金時山から明神ヶ岳までは比較的長い縦走路。天気は下り坂でしたが、明神ヶ岳山頂付近からもなかなかの大展望を楽しむことができました。富士山の眺めだけなら金時山に軍配が上がりますが、明神ヶ岳の方が展望が大きく開けます。
参考情報
下山口の宮城野にはバス停がありますが、車を駐車した公時神社へのバスは本数が少なく、途中の仙石で下車して歩きました。
金時神社分岐から明神ヶ岳への縦走路は、危険な箇所は皆無です。明神ヶ岳から宮城野への下りはやや急で、ちょっとした岩場もあります。