どんな山? |
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幌尻岳は北海道日高山脈の最高峰で、山名はアイヌ語で大きな(ポロ)山(シリ)という意味だそうです。 どこから登っても山頂までは長い時間がかかり、ルートによっては渡渉も必要なため、日本百名山最難関の山とも言われています。 |
コース紹介 |
最もポピュラーで、(ほかのルートと比べれば)比較的短時間で登ることができる振内コースより登頂しました。途中に渡渉(川を渡ること)があり、沢登の技術も必要となる難関ルートです。 このコースは少し特殊なコースです。以下の点に注意してください。 |
登山日 | 2019年7月28,29日 |
天気 | 晴れ/雨 |
駐車場 | とよぬか山荘 |
コース | 1日目: 第2ゲート(11:25)⇒取水施設(13:25)⇒幌尻山荘(15:10) / 3時間45分 (CT 4時間40分) |
2日目: 幌尻山荘(5:00)⇒命の水(6:20)⇒幌尻岳(8:00) / 3時間 (CT 4時間10分) | |
幌尻岳(8:30)⇒命の水(9:35)⇒幌尻山荘(10:20) / 1時間50分 (CT 3時間) | |
幌尻山荘(11:15)⇒取水施設(12:35)⇒第2ゲート(14:25) / 3時間10分 (CT 4時間20分) |
正直に言うと、登る前は百名山最難関という以外のイメージはほとんどなかったのですが、雄大なカールに日高山脈の峰々、広大なお花畑、そして思っていたよりも楽しい渡渉と、とても楽しく素晴らしい山でした。遠くて、難しくて、特に本州の人にはなかなか登れない山ですが、一度はぜひ訪れてみてください。
渡渉はやはりスリルがあり最初のうちは緊張しながら歩きましたが、だんだん楽しくなってきます。本格的な沢登りもやってみたくなりました^^
アクセス |
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マイクロバスの出発地のとよぬか山荘は宿泊も可能です。駐車場もあり、トイレや売店もあります。 |
危険箇所 |
やはり渡渉が最大の難所。 |
他ルート |
このルートは実は日帰りも可能です。朝一のバスで第2ゲートに朝5時到着し、最後のバスが出る17時までに第2ゲートに戻ってくることができればですが。。。もしバスに間に合わないと翌日までプレハブ小屋で過ごすことになるので、食料・寝具の装備は必要かと思いますが。 時間に余裕があれば、戸蔦別岳まで行きたいところ。幌尻岳の少し北側には、七ツ沼カールというもう一つの広大なカールがあり、(天気が下り坂だったのと、時間がなかったため)その景色が見れなかったのが悔いが残ります。 最近人気なのが、グレートトラバースの田中陽希さんが歩いた南側の「新冠コース」。渡渉が無いため安全とも言われますが、新冠幌尻山荘まで19キロの林道歩きもあり、体力的には優しくはありません。 もう一つ、体力と技術さえあれば日帰り可能なのが北西方面からの「千呂露川二岐沢コース」。途中に山小屋はなく、コースタイム18時間40分で藪漕ぎもあるコースです。 |
温泉 |
とよぬか山荘からはやや離れて、沙流川温泉ひだか高原荘、びらとり温泉ゆからなど。 |