グレート百名山3つ


安達太良山

( あだたらやま) 1,700m 日本百名山
福島県二本松市、郡山市
活火山らしい荒涼としたの岩稜群

体力 :
難易度:
満足度:

(写真: 安達太良山山頂からの展望)

登山記録
登山日 2015年10月18日
天気 晴れ
駐車場 あだたら山ロープウェイ山麓駅駐車場
コース 登り: あだたら山ロープウェィ山頂駅(10:25)⇒県民の森分岐(10:50)⇒安達太良山山頂(11:25) / 60分
下り: 安達太良山山頂(11:30)⇒ロープウェイ山頂駅(12:15) / 45分
あだたら山ロープウェイを使って安達太良山山頂を往復

あだたらロープウェイ

朝一の一切経山を下山後、浄土平からあだたら高原まで車を飛ばしてやってきた。10月は紅葉の時期とのことだが、いまいち鮮やかさが無い。2014年は紅葉の時期が早かったのだとか・・
標高差400メートルを一気に駆け上ってくれるりっぱなロープウェイせっかくの文明の利器なので、ありがたく利用させていただく。。

あだたら山ロープウェイ山頂駅(標高: 1,350m)

10分ほどで山頂駅到着。安達太良山山頂までは、わずか標高差350メートル。いや~、楽チン!身支度を整えて登山開始!

木道の道

山頂駅からしばらくは木道のゆるやかな道。非常に歩きやすくてよいのだが、、何せ人が多い。。しかも、大人数の団体客が多い。道も狭くなかなか追い越せない。。イライラが募る。。。

休憩所

少し開けて景色の良いところ。多くの人が休憩しているが、まだ全く疲れていない。景色はあとでも見れるので、ここで一気にごぼう抜きをかける!

県民の森分岐(標高: 1,470m)

南東の県民の森という所からからのコースとの合流点。表登山口コースというコースだそうで、山頂まで3時間半ほどの少し長めのコース。

山頂現る

県民の森分岐から25分ほど。ガレ場の登りとなるが、山頂まではあとひと息。ちょこんと突き出たのが、『乳首』と呼ばれる山頂の岩場。

山頂の肩

広く開けた山頂の肩に到着。紅葉の時期だけあって、とにかく人が多い。こんなに人の多い山ははじめてだ。。。
あの正面の岩の上が山頂。

岩登り

さして高くもない岩登りだが、こういう鎖場もあり、意外と侮れない。鎖はあくまでも補助。手と足をうまく岩の隙間・窪みに合わせて登るのが基本。

安達太良山山頂(標高: 1,700m)

岩場を登りきるとがあり、ここが安達太良山山頂、標高1,700メートル
せまい頂上に人がウヨウヨ。。。なんだか落ち着かないなぁ。。。

安達太良連峰&東吾妻連峰

森林限界を超えた山頂からの展望は素晴らしい。中央奥の盛り上がった岩山は鉄山、その右奥のなだらかな山頂が安達太良連峰最高峰の箕輪山。さらに奥には、朝登って来た東吾妻連峰の山々がそびえる。

沼ノ平

白いところが沼ノ平の上部。火山ガスが噴出しているため立入禁止の箇所だが、火山らしく荒々しい景色だ。
女性登山家の田部井淳子さんが、この沼ノ平の景色を見て、登山に目覚めたのだそうだ。この脇を通るコースがあるので、次はそちらを登ってみたい。

磐梯山

そして、西に目を移すと、山容が際立った磐梯山が聳えている。荒々しいが、美しい山だ!明日の登山する予定だが、今からワクワクする。

感想

紅葉の時期、ロープウェイで簡単に登れる山とあって、異常なほどの混雑でした。特に、道を塞いでしまう大人数の団体客(たぶんツアー客)が多くて、非常に不愉快な登山となってしまいました。。団体が悪いとは言いませんが、統率の取れてない団体は山に着て欲しくない。。

精神的に不快だったので、落ち着いて景色を楽しむことができませんでしたが、よくよく写真を見てみたら、結構いい景色ですねぇ~(苦笑)
今度は、平日に登ってみたいです。

2014年は紅葉が早く、例年なら見ごろの10月中旬の時期、山頂駅辺りでは完全に見ごろを過ぎていました。少し残念。

登山情報
アクセス
あだたら高原には、大きな駐車場があります。また、JR二本松駅からシャトルバスも出ています。詳しくはこちら
危険箇所
山頂の『乳首』への岩場が最も危険。距離は短いですが、慎重に。その他ガレ場もありますが、慎重に歩けば問題ないでしょう。
他ルート
南東の県民の森からの表登山口コースや、西からの沼ノ平の近くを通るコースなどがあります。
温泉
あだたら高原の麓に、岳温泉があります。めずらしい酸性の湯だそうです。
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