グレート百名山3つ


赤城山(黒檜山)

( あかぎやま) 1,828m 日本百名山 関東百名山
群馬県前橋市、桐生市、沼田市
長い裾野を持つ優美な山

体力 :
難易度:
満足度:

(写真: )

赤城山(黒檜山)の紹介
どんな山?
榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている名山です。元火山らしい長い裾野が印象的で、旧河口はカルデラ湖の大沼があります。
コース紹介
駒ヶ岳を通り、最高峰の黒檜山と登る最もポピュラーなコースです。特に危険な箇所も無く、一般者でも安心して登山できます。山頂付近からの展望も良好です。
登山記録
登山日 2014年9月22日
天気 晴れ
駐車場 赤城公園ビジターセンター
コース 登り: 赤城公園ビジターセンター(8:45)⇒駒ヶ岳登山口(8:50)⇒駒ヶ岳(10:00)⇒黒檜山山頂(11:00) / 135分
下り: 黒檜山山頂(11:50)⇒黒檜山登山口(13:10) / 80分
駒ヶ岳を経由して最高峰の黒檜山へ

赤城公園ビジターセンター

広い駐車場がある赤城公園ビジターセンターに駐車。トイレ売店もあり、準備を整えるのに都合が良い。準備ができたら登山開始。

駒ヶ岳登山口(標高: 1,360m)

ビジターセンターから大沼方面に向かって歩くと、途中にこの駒ヶ岳登山口がある。

階段の急登

登山口を入ると、まもなく鉄の階段が連続する急な登りとなる。登山開始早々の階段は結構疲れる。

広場

階段を登りきると、視界が開け、ベンチのある広場にである。疲れたのでここで一服。

小沼

先に進んでふと振り返ると、小沼が見える。小さいけど、綺麗な沼だ。なお、小沼は"この"と読むらしい。

駒ヶ岳 (標高: 1,685m)

広場の先はゆるやかな登りとなり、20分ほどでこの駒ヶ岳山頂に到達する。開けた場所ではあるが、あまり山頂という雰囲気ではない。ここは先を急ぐ。

急登

駒ヶ岳の先は、大タルミという所までいったんゆるやかに下るが、その先はしだいに階段のある急な登りとなる。
急登が終わり、花見ヶ原キャンプ場への分岐を過ぎると、鳥居のある山頂っぽい箇所にでるが、そこは山頂ではない。

黒檜山山頂 (標高: 1,828m)

帰路となる大沼への分岐を過ぎると、まもなく黒檜山山頂、標高1,828メートルに到着!残念ながら山頂からはほとんど展望は無いが、少し先(北)にいくと展望の良い箇所がある。

黒檜山山頂で展望を楽しみ、大沼へ下山

群馬の山並み

山頂近くの展望ポイントからは、沼田市界隈を見下ろせるほか、群馬の山並みを見渡すことができ、非常に気持ちのよいポイントだ。

榛名山

中でも印象の深いのが、凸凹した山が連なる榛名山。伊香保温泉のあるところだ。

武尊山、至仏山、燧ケ岳、日光白根山

目立ったピークがある辺りを撮影。後で調べたところ、写っているのは武尊山、至仏山、燧ケ岳、日光白根山など。なかなか贅沢な展望だ!

大沼への分岐点

展望を楽しんだら、下山開始。少し引き返したところに、大沼へ下る分岐点がある。

急下降

大沼への下山路は結構な急坂。岩もゴロゴロしていて、慎重に歩けば問題はないが、少し歩きにくい道だ。

猫岩からの大沼

途中、猫岩という岩場がある。何故猫岩なのかは不明だが、、、ここから見下ろす大沼と、向かいの地蔵岳は非常に良い眺めだ。

黒檜山登山口(標高: 1,362m)

猫岩からさらに降りると、一般車道に出る。ここが黒檜山登山口で、ここまでくれば、実質下山完了

赤城神社

あとは、大沼のほとりを歩いて、駐車場のビジターセンターへ。時間があれば、大沼や、赤城神社などを観光するのもいいでしょう。

感想

元火山らしい広い裾野や、元火口の大沼周辺の山々が、1,800メートルほどの山とは思えぬ高山の雰囲気を出しています。

黒檜山山頂付近の展望ポイントからは、素晴らしい眺めを楽しむことができ、大沼からの標高差500メートルとお手軽に登れる割には、充実した登山を楽しむことができます。

登山情報
アクセス
赤城山ビジターセンター以外にも、大沼付近には多数の駐車場があり、駐車スペースに困ることは無いでしょう。
前橋駅から赤城山ビジターセンターまでは、直通バスもあります。
危険箇所
黒檜山から大沼への下りは、ガレ場の急坂です。慎重に歩きましょう。
他ルート

黒檜山へは、東の花見ヶ原というところからのコースもあります。

また、大沼周辺には、地蔵岳など、他の赤城の山々もありますので、時間があれば登ってみてもよいと思います。

温泉
富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館に立ち寄りましたが、ミネラルをたっぷり含んだよい泉質でした。
このページについて