どんな山? |
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南アルプスの最北部に位置する山です。標高はわずかに3,000メートルに足りませんが、ピラミダルな山容と花崗岩の白い山肌は、どこから見ても美しくかっこいい山です。 |
コース紹介 |
甲斐駒ヶ岳山頂の南西にある北沢峠からの最短コースをピストンで往復します。最初は樹林帯の急登ですが、途中の双児山からは南アルプスの眺めが素晴らしい稜線上を歩きます。 |
登山日 | 2011年8月10日 |
天気 | 晴れ |
駐車場 | 仙流荘前駐車場より南アルプス林道バスで北沢峠へ |
コース | 登り: 北沢峠(6:20)⇒(8:30)双児山(8:40)⇒駒津峰(9:30)⇒甲斐駒ヶ岳(11:00) / 280分 |
下り: 甲斐駒ヶ岳(12:00)⇒北沢峠(14:50) / 170分 |
深田久弥曰く「日本アルプスで一番綺麗な頂上は、と訊かれても、私はやはり甲斐駒をあげよう。」とのことで、山野も同感。というか、日本の中でも、富士山の次に綺麗な山だと思っています。仙丈岳が「貴婦人」であれば、甲斐駒ヶ岳は「ちょい悪イケメン」という感じ(こんな表現で伝わるかな?)。とにかく、「かっこいい」という表現がぴったりの山です。
双児山あたりで森林限界を超え、気持ちのよい稜線歩きとなります。そして、周りには名山がいっぱい。まだ登ったことが無い方は、とにかく登ってみてください。ただし、十分な体力を身に着けてから。。
アクセス |
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北沢峠付近はマイカー規制が敷かれており、西約10キロの仙流荘もしくは戸台口からバスを利用するのが一般的です。仙流荘には大きな駐車場があり、JR伊那市駅やJR茅野駅からのバス便もあります。 参考:南アルプス林道バス時刻表・運賃 |
危険箇所 |
それほど危険な箇所はありませんが、駒津峰へのガレ場、駒津峰からの岩場、甲斐駒ヶ岳山頂へのザレ場は、少し注意を要する箇所です。コース上は山小屋や水場が無いため、水と食料は十分に準備しておいてください。 |
他ルート |
北沢峠から仙水峠を経由するコースのほうがポピュラーなようです。距離的には今回のコースより少し長いものの、時間的にはほとんど変わらないようです。 また、北東の北杜市側から直接山頂に登る「黒戸尾根」というコースがあります。ただし、標準タイムで17時間という長丁場、かつ急登・険路のある上級者向けコースです。 |
温泉 |
バスターミナルの仙流荘には温泉ではありませんが、日帰りの入浴は可能です。 また、高遠には、高遠さくらの湯や高遠さくらホテルがあります。 また、今回のコースからは遠いですが、黒戸尾根の登山口の近くには尾白の湯という超高濃度の温泉があります。 |