グレート百名山3つ


祖母山

( そぼさん) 1,756m 日本百名山 花の日本百名山
大分県豊後大野市・竹田市、宮崎県西臼杵郡高千穂町
地味ながらも山頂付近は岩場の続く高峰

体力 :
難易度:
満足度:

(写真: 祖母山山頂にて)

祖母山の紹介
どんな山?

祖母山は、大分、宮崎、熊本の3県にまたがる祖母連山の主峰。阿蘇の東側に位置し、山頂の標高1,756メートルは宮崎県の最高峰にもなっています。

コース紹介

西側の北谷登山口より、祖母山への最短ルートとされる風穴コースを登り、下りは祖母山コースで下山します。

登山記録
登山日 2016年10月25日
天気 晴れ
駐車場 北谷登山口駐車場
コース 北谷登山口(10:35)⇒風穴(11:30)⇒祖母山(12:30) / 1時間55分 (CT 2時間50分)
祖母山(12:45)⇒国観峠(13:15)⇒千間平(13:50)⇒北谷登山口(14:30) / 1時間45分 (CT 2時間10分)
北谷登山口より風穴コースで祖母山山頂へ

北谷登山口

最短コースの北谷登山口へは、県道5号線から細い林道を入って行きます。最後の1キロほどは未舗装の道路なので注意が必要です。

林道終点が登山口となっていて、10数台ほどは駐車できるスペースにトイレもあります。

まっすぐの道が登山ルートの風穴コースです。


風穴コース入口

少し先に進むと、「風穴コース」と書かれた看板があります。ここを右に降りると登山道です。

森の道

しばらくはゆるやかな森の中の道を進みます。途中、迷いそうな箇所がいくつかありますので、マーキングに注意して歩いてください。(自分も1度迷った...)途中、小さなを何度か渡ります。

ロープ

やがて道は斜度を増し、階段や、ロープのある岩場も登場します。

風穴の看板

風穴を記した看板があります。風穴は、2つのハシゴの途中にあるのだそうな。

風穴 (標高: 1,450m)

一つ目のハシゴを登ると、右手下に洞窟が。ハシゴで降りることもできます。確かにひんやりしてましたが、風が吹いてるのかはよく分かりませんでした。。

続く岩場

風穴の先も急登は続きます。所々に岩場もあります。それほど危険な岩場はありませんが慎重に。

二面岩からの眺め

岩場を登り、稜線のような所に出ると、ようやく眺望が得られます。ここは二面岩という所で、登山口の案内板には、「山頂にも負けず劣らずの絶景が広がる」とのことなのですが、、

祖母山山頂 (標高: 1,756m)

稜線をひと登りで祖母山山頂、標高1,756メートルに到着!周りには景色が広がるのですが、天気はそれほどは良くありませんでした。

阿蘇山方面

東側の阿蘇方面は、かすかに根子岳のギザギザが見える程度。北側の九重山は完全に雲の中。東側はそれなりのお天気で、傾山などが見えます。

祖母山より東側の展望です
祖母山より東側の展望です

国観峠経由で下山

滑る急坂

国観峠経由で下山。山頂から、登山コースを少し戻ったところに、右側への分岐があります。

山頂付近は岩場が少々。その先は、粘土質で滑りやすい道が続きます。あと、木の根による大きな段差もあり、少し注意が必要。自分も何度か滑って手を付きました。。


国観峠

坂は長く続き、下りきったところにある広場が国観峠。ここは左側の道へ。

三県境

その先はゆるやかな道となり、大分県、宮崎県、熊本県の県境である三県境

森の中

あまり特徴のないゆるやかな森の中の道を進みます。

千間平

千間平。ちょっと広くなってるけど特に何も無い・・・

三角点?

道の脇に、ちょっと丘のように開けた場所があったので少し寄り道。ここがおそらく三角点とされる場所。晴れていれば、北側の九重の山々が見えるんでしょうけど、、残念・・・

この先は、下り道となり、北谷登山口へ戻ります。

下山後は、えびのの宿へ。翌日は霧島山を目指します。


感想

正直な所、この山ってあまり大した印象が残ってません。。北谷登山口からは山容も分からないし、山頂からの展望は木も多く、大パノラマというほどでもなく。別のコースから登れば印象は変わるのかもしれませんが。

登山情報
アクセス

最短コースの北谷登山口へは、大分・熊本・宮崎にまたがる県道8号線から細い林道を入って行きます。祖母山登山口という看板もありますので、カーナビもあれば問題はないと思います。ただし、最後の1キロほどは未舗装の道を進みますので、多少覚悟しておいてください。登山口は十数台は停めれる無料駐車場にトイレもあります。

危険箇所

山頂付近の岩場はそれほど難しくはありませんが、多少の注意は必要です。

あと、下りのコースは、非常に滑りやすいです。

他ルート

東側の尾平登山口、北側の榊原登山口がポピュラーなようです。

温泉

登山口付近には温泉は無く、少し離れて阿蘇か高千穂となります。

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