登山記録
登山日 | 2015年9月5日(土) |
天気 | 晴れ |
駐車場 | 七号橋駐車場 |
コース |
登山: 七号橋(6:40)⇒獅子岩(7:35)⇒柳木ヶ峰(8:10)⇒子持山(8:25) / 105分 |
下山: 子持山(8:35)⇒柳木ヶ峰(8:50)⇒大タルミ(9:05)⇒七号橋(9:35) / 60分 |
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写真 七号橋から獅子岩を経て子持ち山山頂へ
七号橋駐車場 (標高: 715m)
子持山の登山口は林道の終点にある七号橋から。林道の途中に子持神社というのがあり、そこが登山口かと思っていたが、さらにその先の細い道へ進まなければならない。しかも、舗装はされているものの整備は行き届いておらず荒れた道であり、少し勇気がいる。駐車場は10台以上止めることのできるきれいな駐車場。子持山へは、写真右の七号橋を渡る。
登山道入口
すぐ先が登山道入口。その脇に立っている案内板。すぐ脇に登山カード届のポストもある。
木道
登山口を入ると、すぐに木道の階段状の道となる。雨の後は非常に滑りやすい。木道は、長くは続かず、写真奥の橋を渡ると、、
屏風岩
これが屏風岩。放射状に模様が広がる大きく独特な岩。
渡渉
沢登りというほどではないが、川を何度か渡りながら登る。道が分かりにくいが、マーキングはたくさんついてあるので、それに注意しなばら進めばよい。
急登
沢が終わると、しだいに急な登りとなる。左側に「この先危険」の表示があるが、左側を登るわけではない。あくまでも、「獅子岩・子持山頂」と書いてある右側の道が登山道で、「この先危険」は単に注意喚起の表示。ガレの急登ではあるが、ここはそれほど危険ではない。
分岐
急なガレ場を登りきるとこの分岐の表示が現れる。右側の「展望岩」という名前にもひかれるが、少し距離があるため、左の子持山方面へ直接向かう。この先もさらに斜度を増したガレ場の急登となる。
ニセ獅子岩
ガレ場を登りきり少し開けた所に印象的な岩が現れる。これが獅子岩だ!と思った。少し休憩もして、写真もとって、さぁ子持山頂へ。。
岩の急登
と思ってその先の道へと向かうと、(写真では見えないが)この道標の先に「獅子岩」の文字が、、、。この岩場の先が本当の獅子岩のようだ。ちなみに、右は獅子岩を通らない迂回路だが、獅子岩に行かないとこの山の魅力は半減。できるかぎり、この岩場は登ろう!
分岐
少し登ると分岐の標識があり、左側が獅子岩。右は子持山頂方面。まずは獅子岩に向かい、ここまで引き返してきて子持山へと向かう。
獅子岩(?)
すぐに獅子岩到着!?かなり大きな岩だが、何か物足りない気がする。。。が、この標識の裏側には、、、
ハシゴ
見事な(?)ハシゴ!ハシゴが無いと登れなさそうな急な岩場だ。しっかりとつかまって登ると、、
鎖
今度は、滑りやすそうな急な岩場に鎖。少し足場が切ってあるが少し浅い。こういう岩場に限っては、両手で鎖をつかんで、強引に体を持ち上げることも必要。
獅子岩山頂 (標高: 1,100m)
鎖を登りきると、獅子岩の山頂(?)に到着。記念碑があるが、ここからは、武尊・赤城山・榛名山等の山々、そして関東平野を望む大展望を楽しむことができる。
子持山~武尊山~日光白根山~皇海山~赤城山~関東平野~榛名山
変な標識
獅子岩を後にしてちょっと進むとこの標識。てっきりこの標識のある岩を降りていくといいのだろうと判断して進んだところ、すぐに道が無くなった。。この標識、写真右側の方に降りていくという意味のようだ。先の「この先危険」の標識もそうだが、せっかくの標識なのに分かりにくい。。。
獅子岩を振り返る
少し進んだ登りの途中から振り返ると、先ほどの獅子岩がよく見える。こんな形だったんだ。。獅子岩という名前もうなづける。関東平野がバックに広がっていて何とも気持ちのよい展望!
名も無きピーク
獅子岩を背にして登り道を登りきると、ピークが現れる。明確なピークなのに何の標識もない。そもそも名前もないピーク。だれか、名前付けてくれないかな・・
柳木ヶ峰 (標高: 1,190m)
少し下って登り返すと、今度は標識のあるピーク。柳木ヶ峰というらしい。子持山山頂は奥へと進む。帰りは、左の大タルミ方面へと降りて下山する。
獅子岩を振り返る2
柳木ヶ峰の先ゆるやかな登りの途中でまた振り返ってみた。真ん中に獅子岩、左が名も無きピーク、右が柳木ヶ峰。やっぱり、獅子岩が印象的!
最後の登り
子持山への最後の登り。本格的な岩場がある。結構連続して現れる最後の難所だが、岩場に慣れた人なら問題ない。
子持山山頂 (標高: 1,296m)
岩場を登りきると、子持山山頂、標高1296メートルに到着!途中の岩場・展望と比べると、逆に山頂は展望も無く物足りない。。。ピークに立つだけが登山では無いということを教えてくれる山だ!
案内板
山頂にある案内板。今後登る予定の山が満載。関東百名山踏破もまだまだ先は長いことを実感させられた。
写真 子持山山頂から大タルミを経て七号橋へ
柳木ヶ峰からの下り
山頂で少し休憩して下山開始。柳木ヶ峰までは、急な岩場を慎重に下る。柳木ヶ峰では、大タルミ方面へと下りて行く。下りは、岩等はないが、逆にツルツルの土の急な坂。ロープが無いと下りるのが困難なぐらいに滑りやすい。写真は、下りてから上を振り返ったところ。
大タルミ (標高: 1,020m)
急な坂を下りたあたりが大タルミと呼ばれる所。特に何かがあるわけではないが、ここで左に入った8号橋・7号橋方面へと向かう。
この先しばらくは、林の中の道をクネクネとゆるやかに下っていく。距離はあるが、非常に歩きやすい道。
沢
途中水がチョロチョロ湧き出す箇所があり、その先は次第に川へと成長していく。下りも、川を何度か渡りながら下っていく。
八号橋
やがて林道となり、林道を少し下れば八号橋。ここまで来れば駐車場の七号橋はもう目の前。お疲れ様でした!
感想
1,300メートルほどのそれほど高くもない山ですが、数々の岩場、川の渡渉、そして印象的な獅子岩とそこからの大展望。山の魅力がコンパクトに詰まった、楽しい山登りでした!
参考情報
七号橋駐車場までは、細い林道を走る必要があります。それほど長くはないですが、少し緊張させられます。バスもないため、マイカーが無い方は、JR渋川駅からタクシーとなります。
屏風岩への岩場、および子持山への岩場は、短いですが、本格的な岩場です。初心者の単独の入山は避けたほうがよいと思います。