登山記録
登山日 | 2015年2月14日(土) |
天気 | 晴れ |
駐車場 | 鋸山観光自動車道無料駐車場 |
コース |
登山: 無料駐車場(13:15)⇒大仏広場(13:20)⇒鋸山(13:35) / 20分 |
下山: 鋸山(13:45)⇒百尺観音(13:50)⇒無料駐車場(14:10) / 25分 |
next | 金谷付近にある浜辺の湯にて入浴後、館山に宿泊。翌朝富山へ! |
写真 東口⇒大仏広場⇒山頂展望台
さらば三浦半島
久里浜港より東京湾フェリーで房総半島へ。自分の足と愛車の足とで巡る関東百名山。フェリーは許されるであろう。。
東口駐車場 : 標高 122m
房総の金谷港にてフェリーを下船し、鋸山観光自動車道(無料)を上るとその終点が東口駐車場(無料)。ロープェイのある西口の方が最短であるが、登山気分を味わうのであればこっちの方がよいであろう。
日本一の大仏
高さ31メートル。石像としては日本一の大仏である。ちなみに、東大寺の大仏は15メートル、鎌倉の大仏は11メートル。石像なので単純比較はできないが、東大寺の倍ってのはすごいね。
急な階段
山頂まではひたすら急な階段を上る。途中に石仏・観音像等が多数ある。
西国観音
西国観音と名づけられた観音像たち。今風の言葉で言えば、ここはかなりのパワースポットである。
山頂? : 標高280m
案内図ではここが山頂展望台。短い距離であることは分かっていたので、階段を必死で上り、20分で山頂にたどりついた。だが、、、
本当の山頂? : 329m
山頂展望台よりももっと高い場所があるぞ!!あそこが本当の鋸山の山頂のようだ。。。(実際は、さらにその奥に本当の山頂があることが分かった)周囲を見渡したが、あの山頂へ通じる道は無さそうだ。。。でも、関東百名山の本でもこの山頂展望台の場所を山頂としているので、今回は登頂したと自分に言い聞かせる。。。
崖
この山頂展望台の脇にこういう箇所がある。はるか下まで岩が垂直に切り立っている。これが、有名な、、、
地獄のぞき
ここが有名な(?)地獄のぞき!
垂直どころか、垂直な壁から突き出ている。あの上に上るのも怖いし、横から見てても、岩が崩れ落ちそうで怖い。。。高所恐怖症の人はあの先までは行けないでしょう。。。
鋸山の石は、東京・横浜の港湾設備の資材として採取されていたそうで、採取されずに残った(残した?)のが、この地獄のぞきなのだそうだ。さすがに自然にできたんじゃないんだな。
写真 山頂展望台⇒百尺観音⇒東口
展望台からの眺め
展望台からは、先ほど渡ってきた東京湾、三浦半島、その奥には富士山、丹沢まで見渡すことができる。なかなかの絶景だ。
富山
もちろん房総半島の山々も見渡すことができる。写真中央は、明日登る予定の富山(とみさん)だ。特徴的な双耳峰である。
百尺観音
山頂の景色を堪能して下山開始。先ほどの地獄のぞきの下には、この百尺観音という彫刻が彫られている。1尺は約30センチなので、これも高さは30メートルほど。先ほどの大仏とほぼ同じ高さということになる。
急な階段
途中、十州一覧台にも立ち寄るが、山頂と大して景色は変わらない。さっさと駐車場へと下っていく。登山の時とは別のルートであるが、こちらもやはり急な階段を下りだ。百尺観音から駐車場まで約20分。少し大回りのため、登りと同程度の時間で下山完了!
感想
観光地としても有名な鋸山です。東京湾と房総・三浦の大パノラマ、奇岩、大仏など見所満載です。登山としては多少の物足りたさもありますが、登って損は無い山でしょう。
参考情報
鋸山観光自動車道も、その終点にある駐車場も無料です。大仏や山頂にも近い穴場駐車場です。ただし、国道127号線からこの道への入口は非常に狭くて分かりにくいです。JR内房線のガード下の細い道から入っていきます。
今回登った山頂展望台は、実は最高点ではありませんが、関東百名山の本でもここを山頂のように記述していますので、実質上の山頂と考えても良いでしょう。
浜辺の湯は、東京湾に面した景色がよく、また少し茶色がかった温泉は非常にあたたあまりました。お勧めできる温泉です!