ぷらっとトラバース 第17座

伊豆ヶ岳

( いずがたけ) 851m 関東百名山
埼玉県飯能市
男坂・女坂の崩壊が残念
体力 :
難易度:
満足度:
(写真: 頂上直下にある男坂)

登山記録

登山日 2015年3月29日(日)
天気 曇り
駐車場 県道53号正丸峠分岐路路肩
コース 登山: 正丸峠分岐路(11:50)⇒長岩峠(12:10)⇒伊豆ヶ岳(12:35) / 45分
下山: 伊豆ヶ岳(12:40)⇒長岩峠(13:00)⇒正丸峠分岐路(13:15) / 35分
next 本日最後の日和田山へ。

写真 正丸峠分岐路⇒長岩峠⇒伊豆ヶ岳⇒正丸峠分岐路

県道53号正丸峠分岐路

伊豆ヶ岳へは写真の所からスタート。この手前の路肩に5台ほどの駐車スペースがある。伊豆ヶ岳へは、この奥の林道のような道を進む。

登山道入口

林道を100メートルほど進むと写真の標識が現れる。ここを左に入って登山開始。

急登

登山道に入り、しばらくすると急な登りとなる。写真のような階段や、岩がゴロゴロした箇所もあり、慎重に登る。

長岩峠

15分ほどでこの長岩峠の分岐に出る。左は正丸峠への道。伊豆ヶ岳は右手の下側の道を行く。上に登る道は、正丸駅へのコースのようだ。

迂回コース

しばらく進むと写真の分岐に出る。左は直登、右は迂回コース。山野は、本日3座目のため、少しでも楽をしようと思い右の迂回コースを選択したが、迂回コースもその後すぐに階段が現れるため、しんどさは大して変わらない。

階段

結局こういう階段を登ることになる。地図からは読めなかったが、意外と厳しい登りだ。

五輪山

階段を登りつめると、五輪山という小高い丘のような所へ出る。ここは先へ進みいったん下る。

危険!?

五輪山を下ると、左側に写真の標識がある。。右への道は「危険×」と書いてあるが、こちらが正丸駅への道。ガレ場があるため危険と書いてあるが、通行禁止というわけではないのだそうだ。そして、その先(写真では手前)に進むと、、、

男坂:落石注意!!

これが噂の男坂!急な岩場。鎖もある。登攀意欲が掻き立てられる岩場だが、、、「落石注意」「落石危険」「事故があった場合自己責任」など、脅し文句がさんざん並べてある。山野はこれを進むのは危険と判断し、迂回路である女坂(右への分岐)に向かった。が、、、

女坂:崩落!!

男坂は迂回して進み、女坂を!と思ったところ、今度は崩落で通行危険。ロープまで張ってあるので、さすがにこの先の女坂へ進めない。左の迂回路へ進む。ただし、迂回路も非常に滑りやすい斜面で、決してハイキング気分で安易に登るべき道ではない。

合流

男坂(手前)・女坂(右)とも合流すると、もう目の前が伊豆ヶ岳山頂。

伊豆ヶ岳山頂

伊豆ヶ岳山頂に到着!山頂からはあまり展望は利かない。少し戻ったところからは、関東平野が見下ろせる場所もあるが、この日はあまり見通しも良くなく、満足のいく展望を楽しむことはできなかった。少し休憩し、来た道を戻る。

感想

伊豆ヶ岳頂上直下の男坂は本格的な岩登りが楽しめる場所のようですが、「落石危険」「事故があった場合は自己責任」の看板文句があり、脅しに屈して、迂回して女坂に向かった所、、、「女坂は道の下の斜面が崩壊しており危険です」の看板が。。結局、男坂と女坂の間の迂回路をを登ることになりました。平成27年4月1日より、この道が正式な登山路となったようです。「伊豆ヶ岳を越えるみち」の一部コースルートの変更について

しかし、男坂・女坂のどちらも登らなかったのは非常に物足りない感じ。少し危険を犯しても男坂を登れた良かったかなぁと少し後悔。次に登ることがあれば、ヘルメットを持って男坂を登るつもりです。

参考情報

県道53号正丸峠分岐路路肩は、5台ほどの駐車スペースがあります。駐車場の看板はありませんが、駐車しても問題はないようです。

長岩峠への登りや、伊豆ヶ岳への登りは、少し足場が悪い箇所があります。注意して登れば問題はありませんが、気をつけて歩きましょう。