登山記録
登山日 | 2015年8月1日(土) |
天気 | 快晴 |
駐車場 | 菅沼登山口駐車場 |
コース |
登山: 菅沼登山口(5:10)⇒弥陀ヶ池(6:25)⇒日光白根山(7:15) / 125分 |
下山:日光白根山(7:40)⇒(8:25)五色沼(8:40)⇒弥陀ヶ池(8:55)⇒菅沼登山口(9:55) / 135分 |
next | 下山後引き続き太郎山へ |
写真 菅沼登山口より弥陀ヶ池を経て日光白根山山頂へ
菅沼登山口(標高: 1,737m)
菅沼キャンプ村の向かい側に登山口がある。両脇が駐車場になっている。まっすぐ進んだところが登山口。
最寄駐車場
少し歩くとさらに駐車場がある。ただし、ここには10台ほどしか駐車することはできない。歩いても5分もかからない場所なので、登山口の入口の方に駐車する方が無難だろう。日光白根山へは右へ進む。
急登
最初は緩やかな登りであるが、やがて岩や根などのあるジグザグ急登となる。その後は急登と平坦な道を繰り返す。樹林の中の登りで展望は無い。坦々と高度を稼ごう。
弥陀ヶ池&白根山
やがて樹林帯を抜けて空が見えるようになり、しばしの坂が緩やかを進むと、弥陀ヶ池が現れる。この日は快晴&無風で、鏡のような池に白根山がきれいに映りこんでいた。これは、絶景だ!
弥陀ヶ池(標高: 2,260m)
弥陀ヶ池のほとりを進み、最後に木道を歩ききると、明るく開けた広場にたどり着く。
写真右側が歩いてきたコースで、そのほとりにに弥陀ヶ池がある。白根山へは写真奥へ登る。ちなみに、手前は五色沼へのコースである。
白根山への分岐
弥陀ヶ池から5分ほど登ると、写真の分岐が現れる。白根山は左に折れる。まっすぐはロープウェー駅へのコースである。
軽石ゴロゴロ
軽石がゴロゴロしたコースとなる。正面には白根山のピークが見えており、山頂へと気がはやる。
岩場・ロープ
やがて本格的な岩場が現れる。1箇所だけ、迷いやすい箇所がある。ペンキを目印に進もう。
山頂目前
岩場を登りきると目の前が大きく開ける。山頂到着!と思ったら、本当の山頂はもう少し先だった。いったん下って登り返す。
日光白根山山頂(標高: 2,578m)
最後の岩場を慎重に登ると、山頂の看板が現れる。日光白根山 標高2,578メートルに到着!
日光白根山山頂からの大パノラマをお楽しみください!
写真 日光白根山から五色沼を訪れて菅沼登山口へ戻る
日光連山
山頂からの展望の中では日光連山が印象的だ。特に、一番右の男体山はやはり立派な山容だ。中央奥の尖った山が女峰山。そして、左端の太郎山はこの後に登る山。個性的な山々だ。
富士山,皇海山&袈裟丸山
反対方向を見ると、中央よりやや右奥にかすかに富士山も見える。中央のぽっこり盛り上がったのが明日登る皇海山。その左側のギザギザした山が明後日登る袈裟丸山だ。
五色沼
そして、眼下に見えるのがこの後に向かう五色沼。きれいな緑色で好奇心を掻き立てられる。
下山開始
さて、五色沼に向けて下山開始。下山道は少し分かりにくいがいったん岩場を降りて、向かいの黒い屋根の祠まで少し登り返す。
祠
山頂から見えていた祠に到着。五色沼へは写真の背中側へと進む。左側はロープウェー駅へのルート。
火口跡?
祠の反対側は窪地になっている。おそらく昔は火口だった所なんだろう。
ザレ場の急坂
ザレ場の急な下りとなる。ここは、植物が育ちにくい場所に見えるが、登山道の脇は意外と植物が豊富なのである。
コマクサ
中でも一番かわいらしかったのが、このコマクサ。こんな岩の中で生育するんだなと感心。
避難小屋(標高: 2,240m)
山頂から30分ほど下りると、この避難小屋に出る。ここは前白根山への分岐点でもあるが、五色沼方向に向かう。
五色沼 (標高: 2,170m)
避難小屋から少し下ると、五色沼に到着。ここから見ても、水面が鮮やかな緑色で非常に美しい。
白根山を仰ぎ見る
五色沼の中の石の上から撮影した白根山。ここから見ると緑に覆われた山に見える。見る角度によって、山の印象って結構変わるもんだね。
東山魁夷の絵画風
水面が緑色のため、東山魁夷の絵画「緑響く」の景色に少し似た感じ。適当に撮った写真の中の1枚だが絵になる景色だ。
この先、弥陀ヶ池まで少し登り、菅沼登山口まで来た道を下って下山完了。
感想
ついに関東地方の最高峰の日光白根山に登りました!
ただ単に高いだけでなく、水、岩、花と、山を彩る要素がうまく配置されていて、歩いて非常に楽しい山です。
という訳で、満足度は初の★5つです。
参考情報
菅沼登山口の駐車場(有料)は50台ほど駐車できます。その奥にも10台ほど止められる駐車場もありますが、歩いて5分ほどの距離なので、手前で十分かと思います。
山頂直下の岩場は、それほど難しい岩場ではありませんが、少し迷いやすい箇所もあるので、ペンキに注意しながら、慎重にコースを選んでください。
ロープウェイを使えば標高2,000メートルまで運んでくれます。登山時間も往復で1時間程度短縮できます。ロープウェーの運転開始は7:30です。