ぷらっとトラバース 第99座

幕山

( まくやま) 626m 関東百名山
神奈川県足柄下郡湯河原町
麓の湯河原梅林で花見を楽しむ
体力 :
難易度:
満足度:
(写真: 幕山全景)

登山記録

登山日 2017年02月26(日)
天気 くもり
駐車場 幕山公園駐車場
コース 登山: 幕山登山口(14:30)⇒幕山(15:15) / 45分 (CT: 1時間)
下山: 幕山(15:25)⇒幕山登山口(16:00) / 35分 (CT: 40分)
next 最後の一座神津島の天上山へ!

山の紹介

幕山は、箱根の南東に位置する山で、クライミングのゲレンデとしても有名な山です。麓には湯河原梅林が広がり、時期が合えば梅の花も一緒に楽しむことができます。

写真 湯河原梅林から幕山山頂へ

幕山全景

幕山公園駐車場に車を止めて、湯河原梅林の方向へ。2月から3月上旬には「梅の宴」というイベントが開催されており、屋台などがたくさん出ています。
その梅林の少し手前で、幕山全体の景色が見えるのでパシャリ。梅・岩・ピラミダルな山。幕山の特徴が表れています。

湯河原梅林

どこが登山口なのかよく分からないまま、道を先に進むと、「湯河原梅林」の名が刻まれた岩があります。この辺りが梅林の入り口です。

幕山登山口 (標高: 200m)

その裏に「幕山登山口」と書かれた標識が立っていました。とりあえずここを入れば、あとは幕山を指す指導標がたくさんあるので、それに従って進めばOKです。

湯河原梅林最高点からの眺め

両脇の梅をちらちら眺めながら少しずつ標高を上げていきます。やがて、「湯河原梅林最高点」と書かれた地点があり、そこからの眺めです。
ここまでは観光客がびっしり。。。その先はだんだん人が減ってきてホッとしました。。。

震災の爪痕

道はよく整備されていて、やや急な箇所や、階段等はありますが、危険な所はありません。途中、このような径1メートルほどの大きな岩が、道の真ん中にころがっていました。3.11の震災の時に落ちてきた岩のようです。

急登

危険な所は無いものの、幕山山頂までは結構な急登が続きます。ジグザグな道を登って高度を上げていきます。

幕山山頂 (標高: 625m)

最後に、分岐点で「幕山山頂近道」と書かれた方面に歩くと、幕山山頂、標高625メートルに到着!。標高差400メートルほどの割にはしんどく感じました。山頂は広々とした原っぱとなっています。

相模湾・真鶴半島

山頂は木々に囲まれてそれほど展望が良くはありませんが、眼下には相模湾と、海に突き出た真鶴半島(左側)、初島(右側)などが見えました。天気が良ければ、伊豆大島なども見えるんでしょうけどね。

写真 湯河原梅林にて

白梅

幕山山頂で少し休憩して同じ道を下山。最後に、湯河原梅林の梅を鑑賞しながら下山しました。まずは典型的な白梅

紅梅

そして紅梅

ピンク梅

ピンクっぽい色。個人的にはこの色が一番好きです。

ピンク&白 梅

1本の木で2色の花が咲く梅です。それほど珍しいわけではないですけどね。

枝垂れ梅

そして枝垂れ梅
湯河原梅林は、全部で約4,000本もの梅が植えられているそうです。

梅とクライマー

この幕山はクライミングのメッカとのこと。この日もたくさんの方が岩に張り付いておられました。

感想

ちょうど梅の季節で、登山と梅との両方を楽しみました。

関東百名山もこれで99座。最後の一座はとても遠い所にある山ですが、1か月後に踏破予定です。

参考情報

登山口近くの幕山公園には第1~第6まで駐車場がありますが、梅の時期はかなりの混雑となるようです。(私も20分ほど待たされました)JR湯河原駅からのバスが出ており、普段は本数は少ないですが、梅の季節には臨時便も出ています。

湯河原は有名な温泉地です。私は、ゆとろ嵯峨沢の湯で汗を流して帰りました。