どんな山? |
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常念岳は槍・穂高連峰の東側を走る常念山脈の主峰で、ピラミダルで立派な山体をした山です。山頂からは、360度の大パノラマを楽しむことができますが、とりわけ目の前に屏風のように広がる槍・穂高の景色は圧巻というほかありません。 |
コース紹介 |
前日は、表銀座縦走路を燕岳から大天井岳まで歩きましたが、ここからはパノラマ銀座とも呼ばれる常念山脈を南下し、日本百名山の常念岳を目指します。 常念岳登山後は、常念小屋まで降り、最短ルートの一ノ沢へと下山します。 |
登山日 | 2016年9月4日 |
天気 | 晴れ |
駐車場 | (穂高駐車場) |
コース | 大天荘(6:00)⇒東天井岳(6:40)⇒(7:50)常念小屋(8:00)⇒(8:55)常念岳(9:15)⇒常念小屋(9:45) / 3時間45分 (CT 5時間10分) |
常念小屋(10:30)⇒胸突八丁(11:00)⇒一ノ沢(12:40) / 2時間10分 (CT 3時間10分) |
常念岳を下山し、常念小屋のある常念乗越まで戻ってきました。別の登山口から登って来た人は、小屋周辺からタクシーを予約しておいてください。一の沢まではコースタイムで3時間ほどです。
常念乗越は広い場所なのですが、小屋の反対側に下山路があります。一の沢に向けてひたすら高度を下げます。
曇りまたは雨の天気予報を見事に覆し、青空の下、本当に素晴らしい山岳風景を楽しむことができました。
パノラマ銀座からは、終始槍・穂高の景色を眺めることができるのですが、それでも常念岳山頂からの景色は格別です。この景色を見て心を動かされない人はいないでしょう。
日本を代表する美しい山岳風景に乾杯!文句無しの★5つです!
アクセス |
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常念岳に登るのであれば、今回の下山口近くの駐車場が便利だと思います。下山口は、タクシーのみで、駐車場は少し下にあります。 私と同じ経路を辿るのであれば、JR穂高駅から中房温泉へはバス、一ノ沢から穂高駅まではタクシーを予約することとなります。常念小屋を出る時に電話すればよいです。 |
危険箇所 |
常念岳への登りは、延々と急登のガレ場が続きます。マーキングが明確についてありますので、それを従って進みましょう。山頂付近は大きな岩が積みあがったような場所なので、さらに注意が必要です。 下りはそれほどの危険箇所はありませんが、胸突八丁の下りは、合戦尾根並みの急坂で、段差の大きな木の根、階段がありますので、少し注意が必要です。 |
他ルート |
南の蝶ヶ岳からの縦走するコースも人気のコースです。 東の三股からのコースは、道が不明瞭で、危険な箇所も多いと、常念小屋で注意書きがありました。また三股への林道も通行止めの場合も多いようです。事前によく確認してください。 |
温泉 |
麓には、中房温泉、有明温泉、しゃくなげ荘、温泉健康館などの日帰り入浴可能な温泉があります。また、JR穂高駅周辺にもたくさんの温泉があります。 |