ぷらっとトラバース 第62座

浅間隠山

( あさまかくしやま) 1,757m 関東百名山 日本二百名山
群馬県吾妻郡東吾妻町、長野原町

体力 :
難易度:
満足度:
(写真: 浅間隠山山頂より浅間山を望む)

登山記録

登山日 2015年10月4日(日)
天気 晴れ
駐車場 浅間隠山登山口付近の駐車場
コース 登山: 浅間隠山登山口(7:05)⇒わらび平分岐(7:50)⇒浅間隠山山頂(8:00) / 55分(CT 1時間40分)
下山: 浅間隠山山頂(8:20)⇒浅間隠山登山口(9:05) / 45分 (CT 1時間20分)
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写真 登山口より浅間隠山山頂を往復

浅間隠山登山口 (標高: 1,340m)

榛名山の麓と北軽井沢を結ぶ県道54号線の途中に浅間隠山の登山口はある。群馬県・長野県の県境である二度上峠より少し群馬側の所。近くには何箇所か駐車場もある。

ガレた道

登山口からしばらくは、こうしたガレた道を進む。多少急な所もあるが、特に危険な箇所も無く快適に登ることができる。

合流点

やがてゆるやかな道を進むようになり、北軽井沢からの道と合流。北軽井沢の道は、山と高原地図にも載っていないコース。安易に立ち入らない方がよいかも。。山野が登って来たのは二度上峠からの道で、浅間隠山へは、そのまままっすぐ進めば(写真裏側)よい。しばらくは、ほぼ平らな道を進む。

急坂?

やがて、ジグザグの登りとなり、木に「急坂」と書かれた箇所も出てくる。この先、急なコースと緩やかなコースが分かれる地点が何箇所かあるのだが、明確な道標がなく分かりにくい。踏み跡の明瞭な道を登るのが確実。

木の根の急登

やがて、本当の急登となる。木の根の段差が大きく、少々登りづらい箇所もある。浅間隠山への一番の難関。子供連れの方などは慎重に。

わらび平分岐 (標高: 1,690m)

急登を登りきった所に、この控えめな道標があり、ここで左に曲がる。ここはわらび平分岐と呼ばれる地点で、東のわらび平という所へ下りる道があるようだが、荒れた道だそうで、立ち入らないのが無難。

開けた登山道

ここまでずっと森の中の道を進んできたが、このあたりで高い木がなくなり、開けた道となる。山頂は近づいているのが実感でき、こういう道を登るのは楽しい!

浅間隠山山頂 (標高: 1,757m)

まもなく、浅間隠山山頂、標高1,757メートルに到着!まずは、最も目を引くのは噴煙を上げながら堂々とそびえる浅間山。「浅間山を隠す山」とあって、逆に、ここからは浅間山が真正面に、圧倒的な存在感で見える!下の北軽井沢を挟んでの景色がとにかく素晴らしい!
だが、この山からの眺望は、決してこれだけではない。北西の一部分が木で隠れているのを除けば、ほぼ全方向の大パノラマが開けている!

浅間隠山山頂からのパノラマをお楽しみください。
浅間隠山山頂からのパノラマをお楽しみください。

富士山

浅間隠山からも、天気が良ければ富士山の山頂付近が見える!手前は奥秩父の山々。こちらも結構高い山だ。

八ヶ岳

もう1つ目を引くのが、この八ヶ岳。ここからみると、最高峰の赤岳が一番左に位置する。少し不思議な感じ。
展望を楽しんだら、来た道を戻る。コースタイム往復3時間を、山野は1時間40分と約半分の時間で踏破した。それほど飛ばしたつもりはないが、昨日の草津白根山の時の感覚が残っていたのだろうか。。

感想

コースタイムは往復3時間と、日本二百名山の中ではかなり楽に登れる山です。でも、その山頂からは正面の浅間山を初め、300度ぐらいの大パノラマを楽しむことができます。かなりお得な山と言ってよいと思います。

参考情報

駐車場県道54号線沿いに何箇所かあり、合計20台ほど止めることができます。トイレもあります。

特に危険な箇所はありませんが、わらび平への木の根の急登は、段差が大きい箇所もあり、小さな子供がいらっしゃる場合は、少し注意が必要かもしれません。