ぷらっとトラバース 第72座

御荷鉾山

( みかぼやま) 1,286m 関東百名山
群馬県神流町
急登を登って広く明るい山頂へ
体力 :
難易度:
満足度:
(写真: 西御荷鉾山山頂)

登山記録

登山日 2016年5月14日(日)
天気 晴れ
駐車場 西御荷鉾山中央登山口駐車場
コース 登山: 西御荷鉾山中央登山口(14:05)⇒西登山口分岐点(14:20)⇒西御荷鉾山(14:25) / 20分(CT 30分)
下山: 西御荷鉾山(14:35)⇒西御荷鉾山中央登山口(15:45) / 10分 (CT 20分)
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山の紹介

御荷鉾山は、日本武尊東征の時の「祈りのホコヲニナハセテマフ」の語が山名の由来であるという説があったり、弘法大師が鬼神の末裔を退治したなど、数々の伝説のある山なのだそうです。

御荷鉾山は東御荷鉾山西御荷鉾山の2つの山の総称ですが、今回は、最高峰の西御荷鉾山へ登りました。

写真 中央登山口より西御荷鉾山頂へ

西御荷鉾山への登山口は、御荷鉾スーパー林道沿いにあります。その前に登った稲含山からは、県道46号線の途中から御荷鉾スーパー林道に入ると短時間で来ることができます。
登山口の近くには大きなが飾ってある公園があり、御荷鉾山の由来等が紹介されています。

西御荷鉾山中央登山口(標高: 1,080m)

御荷鉾スーパー林道の脇に大きな駐車場があり、その向かいに登山道があります。
山頂までは、コースタイムで30分。これは楽勝! と思っていたら・・・

急登

登山口を入ると、いきなりの急登。たまに靴がズルッと滑るぐらいの斜度で結構辛い 。

急登は続くよ

靴がズルズル滑りそうな急登はしばらく続きます。途中から木に半透明のテープが巻いてあったのですが、、、
ネットで調べたところ、熊が木の皮を剥ぐのを防ぐために巻いているのだとか。逆に言えば、ここには熊が出没するということ。後から知って良かったような、悪かったような。。。

階段

急登が終わったら、今度は階段。しかも、これもそれなりに長い。コースタイム30分だけど、ずーっと急登の感じです。

西登山口合流点

階段を上りきったら、西側からの登山口からの合流点。ここまでずーっと急登だったが、ここまでくればもう山頂は近い!

岩場

山頂まではわずかですが、こういうロープ付きの岩場や・・・

木の根

続いて、ロープつきの木の根が出現!
でも、どちらも危険ではありません。しかもすぐ終わります。そして、これを過ぎると、、、

西御荷鉾山山頂(標高: 1,286m)

ハイ。西御荷鉾山山頂、標高1,286メートルに到着です!関東百名山の旅、荒船山からずっと、登る山はどうも狭い山頂が続いていましたが、ここは広々として、しかも明るい!久しぶりに山頂らしい開放感を味わいました。
ちなみに、山頂に木がないのは、「大」の形に刈り払っているからなのだそうです。

不動明王像

山頂の脇には、この不動明王像もあります。疫病が流行した時に、とある法師が設置した像なのだとか。この山の信仰の山なのですね。

西御荷鉾山山頂からは南側の展望が開けます
西御荷鉾山山頂からは南側の展望が開けます

感想

急登続きで、歩行時間20分の割にはしんどかったです。

山頂は広くて、南側の眺望が素晴らしく、とても気持ちよいです。

参考情報

中央登山口の駐車場は50台ほどは止めれそうな広い駐車場。登山口脇にトイレもあります。

他に、西登山口からのルート、東側の投石峠からのルートがあります。時間に余裕があれば、東御荷鉾山を登ってみたいところです。

この時期は、山頂のミツバツツジ・レンゲツツジの花が綺麗でした。もう少しすれば、アヤメやニッコウキスゲも咲くのだそうです。